このバイクのために大型2輪をとった。 バイクを買った後にね笑。 2人乗りで長距離移動のために購入したが,収納の多さに毎日乗っている。所用でも仕事でも。 このblogではscarabeoのことをメインに書きます。 22222キロを突破(20090505ツーリング中) 3万キロ手前で手放しました。理由は老朽化と山のそばでスクーターが合わなくなったため。 2013年10月からは新しい相棒nc700xのことを書きます。

10/21/2013

このバイクでは高速に乗らん。

納車前に一番悩んだのがETCの取り付け。
もともと、バイクは旅のツールと位置付けているため、遠出の機会は多いにある。ま、この秋は難しくても来春、来夏には長期ツーリングも目論まにゃいけんでしょう。

んで、その場合、時間的な都合などで高速の移動が必要になることは簡単に予想される。
そして、ETCの機械と料金割引の問題はすでにかたがついている。
ETCを使うなら、その料金の元は確実に取れる。

ここまで材料が揃っておきながら、最後の最後で踏み切らなかったわけは、どうもこのバイクでの高速移動が自分にとって現実味がなかったからだ。
そして、それは購入して数百キロ走ってみたところで、ほぼ確信に変わりつつある。

このバイクでは高速に乗らない。
というか、時間に追われる場所にはこのバイクでは行かない。
このバイクを買ったのは、バイクに乗っている時間を楽しむため。
その時間は他の何かに邪魔されたくはない。

もし、その時間がなにものかに脅かされるようなことがあるなら、その旅にはこのバイクが必要ではないんだろう。
そう考えることにした。

このバイクで旅に出る時は、下道で届く範囲の距離が一日の移動距離となり、さらに遠くに行きたければ、それだけの時間を割く、つまり、旅程を伸ばすことへ注力しよう。

ご存知のように、バイクの旅はバイクに乗っている時間を大切にしたい。旅先でのアレコレはオマケにすぎない。
ただひたすらバイクに乗りたい。
って考えたときに、時間に追われて、バイクも嬉しくなさそうな高回転で高速道路を飛ばすっていうイメージはしっくりこないのだ。
のんびり、どこどこ、寄り道しながら、気分のままに下道を走らせ、温泉やうまいものを見つける。
そんな旅を重ねていきたいのだ。
歳と共に。